Blackberry Passportレビュー3:まだ中華フォントだが、見所のある日本語入力

Blackberry Passportレビュー1:非常に良く出来た機種。日本語も問題ない
Blackberry Passportレビュー2:使いやすいブラウザ
の続き

ブラックベリー パスポート日本語入力中の画面、大阪と打とうとしている所。
残念ながらBlackberry OS10.3ではまだ中華フォントである。
Blackberry passport nihongo

 

BlackBerry Classic Q20といった伝統的なトラックパッド機だとalt+shiftとちょっと煩雑なIME切り替えなのだが、Passportの場合はハードウェアキーボードのすぐ上に記号系を取り扱う画面列が必要に応じ表示されることになっていて、地球マークを押すと入力を切り替えられるという簡単なもの。この一点だけでも日本人にとってはBlackberry Passportが魅力的な機種に写る。

そして変換-確定の流れなのだが、ATOKの様な精度ではないし、連接文変換でもないので、一見すると不十分ではある。
しかし実利用してみるとこれが使いやすい。ハードウェアキーボードで単語を打鍵、変換候補を選択して確定、接続詞のひらがななりを打ち確定、単語を打鍵し変換〜というリズムが明確なのだ。

つまりBlackberryのハードウェアキーボードは打鍵感という体へのフィードバックがあるせいか、全面ディスプレイのAndroidでの入力と違って、連接分変換を必要としないのだ。

なので一部の単語を辞書登録さえしておけば、現在程度の日本語対応でも想像以上に困らないというのが実感である。

さらに打鍵ミスの時ハードウェアキーボード全体がトラックパッドとなっており、それをなぞることでカーソル移動が出来るので、iPhoneとは段違いの快適さである。

 

あと余談であるが、さすがBlackberryでIDとかパスワードを入力するフォームの際には、日本語での辞書変換での入力が許されないようだ。

つまりメアドと打ったらメールアドレス(だいたいユーザーID)になるような辞書変換でフォーム入力を楽にすることが出来ない。これはBlackberryの性格を考えたら合理的な仕様である。

Blackberry OS10.2.1.2102で電撃的に日本語対応(公式には宣言してないし、日本での発売も明言されていない。おそらく外資系企業の日本支社向けというイメージだと思う。)がされたわけだが、Blackberry OS10.3に至るまで意外と改善され快適になった。この2月にはBlackberry OS10.3.1が控えており、さらなる改善が期待される。

またBlackberry Passportは2015年年初のAndroidのフラッグシップ機と同等のCPUを搭載しており、軽量なOSで業務利用向けのOSであるため、3年は現役機であると考えられアップデートが期待される。

さらに現状の問題はというと、日本語フォントのみであり、GoogleとAdobeが共同開発した日中韓、漢字文化圏向け総合フォント「源ノ角ゴシック/Source Han Sans/Noto Sans」といったBlackberry社も導入しやすいフリーフォントも普及が始まっている。なので将来的には解決されると言っても良い問題である。

と考えると、なんとなくふつーのスマホに飽きた、ガジェッターである、スマホ英文を打つことが多い人にとっては、Blackberry Passport、是非導入を検討してみればと思うのである。

 

現在はAmazon.co.jpからでも普通に購入できる。米国Amazon.comでキャンペーン中なら$559だがすぐ届くわけでもなくそれで7万+関税なので、いまなら日本アマゾンでも良いとおもう。

Blackberry Passportはnano sim(iPhoneと一緒)のマシンなのに注意。

 

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