JR西日本の路線図デザインはすごい!

関西に行くたびに、その成否は別として、すごい・良く考え込まれていると思うのはJR西日本の路線図デザイン。

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大阪環状線を、一部しか書かず、JR東西線を貫通させている。

下図のように実際の大阪環状線は環状を少しかすめて通る複数の路線で構成されていて、さらに尼崎で分離して大阪環状線の中を貫く東西線がある。
この東西線がわかりにくいのは、大阪環状線と交わる西の部分には駅がなく、東の部分は京橋という大きな駅があるということだ。

この時例えば尼崎から京橋に行こうとしたら

1.尼崎 —東海道本線(神戸線)— 大阪 —大阪環状線乗り換え— 京橋
2.尼崎 —東西線— 京橋

の2通りがある。

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最初に示した方の路線図(東西線の路線-路線図)が良く考え込まれているのは、東西線の顧客の立場に立ったときに、大阪環状線経由で京橋に行くという面倒くさい手段は通常考えられず、だから示す必要も無いだろうということか、省略されていることである。

そしてアグレッシブなのは、大阪環状線が京橋駅を通っているという情報さえ省いている。西九条まで半円で書かれた大阪環状線は乗換駅である京橋駅と全く交わっていないのだ。

この、乗っている路線のユーザーの立場に立って、徹底して情報を切っていくという姿勢は、大阪環状線と複数路線の分岐で駅である「天王寺駅」の記載のしかたにも現れている。

次の記事はこれについて書こうと思う。