Surface Pro 3レビュー(Core i7 SSD 512Gモデル)-最高のハードウェアと追いついていないソフトウェア-(ハードウェア編)

Surface Pro 3を早速買ってみたので雑感でも。
一言で言えば、最高のハードウェア、まだまだ追いついていないソフトウェア(マイクロソフトも他社も)といったところ。

■ハードウェア(筐体・外装)
薄いのに端っこを持っても剛性に不安の無い最高の作り。ファンの穴が上半分にたくさんあるが強度に影響はない。ホントは外でもケースなしで持って歩きたいのだが、ファンが上・横にあるために水滴か入らないか怖い部分があり、どうしてもケースに入れてしまう。といいつつも、これは贅沢。

ファンの熱は意外と結構なもので、ファンの回転は頻繁に起こるのだが、横にしたときの右側(Windowsマークがあるところ)に偏っているため、実際は持っていて困らない。さらにタブレットとして使ってるときはWebの閲覧などが中心になるためにそんなに発熱する作業も結局しないので問題ない。

タイプカバー(専用キーボード)は必要十分。当然キーストロークは薄いがスイッチ感は十分あり(個人的にはもうちょい重い方が好きだが)、12インチディスプレイの横一杯にキーが並んでいるためキーピッチが大きく打ち間違えもなく快適。アイソレーションタイプのキーボードの方が良かったという人もいるが、アイソレーションにした結果キー幅が狭くなってしまうよりは打ちやすいと思う。さらに安普請のアイソレーションキーボードはパンタグラフが甘いのかキーが横にぶれて不安定だったりうるさかったりするが、タイプカバーはキーが目一杯敷き詰められているのでそんな心配は無い。

12インチという大きさ感は、デスクトップとしてカフェなどでタイプカバーを広げて使う時は最高!!カフェの小さい机でも大きすぎず、でも作業をするには十分な大きさ。さらにタッチカバーはコンピューター本体じゃないので、横にアイスコーヒーがあって倒れたらどうしよう…というプレッシャーから少し解放されるのは嬉しい。コーヒーをぶっかけてタイプカバーを壊しても1万円少し。当然痛いのだが、データ無くなる恐怖、仕事道具が修理上がりまで業務継続をどうするのかの不安なんかを勘案すると高くは無い。

タブレットモードだと正直大きい(あとちょっと重い)ので電車の中で立ちながら片手で利用するのは辛い。まぁこれはそもそも12インチの画面を電車で広げるのに無理がある場合が多いので仕方ない。膝の上に置いて使えるなら許容範囲。この時PDFなどを開いたときリアルA4サイズに近いので、これはiPad Airとかには無い利点で、現実的に外で12インチを画面を使えるタブレットというと日本未発売のSamsung Galaxy Note Pro 12inchとなり、これの重さが750gなので、いかにSurface Pro 3が頑張って設計されたかが分かる。

■ハードウェア(スペック)
下記画像はCorei7モデルをCPU Zで表示したもの。CPUは前評判通りCore i7 4650U。
なのでGPUはIntel HD graphics 5000。GT3と呼ばれるIntelチップセット内蔵では高性能のカテゴリーである(Core i5はIntel HD graphics 4400)。

このIntel HD graphics 4400と5000の差は微妙で、ゲームをするのならどっちにしろ力不足だし、オフィス利用なら変わらないのだが、自分は外付けディスプレイでAdobe LightroomでCanon 5D mark3のRAW現像をしたり、4Kサイズの数千枚の写真を管理するので余裕を持って高性能にしようと思った次第。

Surface Pro3 Corei7,CPU detail by CPU Z

Surface Pro3 Corei7,CPU detail by CPU Z

SSDについては自分にとってはもう何であっても速度は十分で容量にしか興味は無いので、特にバックグラウンドプロセスとか気を使わず起動時のまま簡単にCrystal DiskMark 3.0b 64bitで計測。

Surface Pro 3 SSD Speed by Crystal Diskmark

Surface Pro 3 SSD Speed by Crystal Diskmark

Crystal Diskinfoで見たら、SSDはサムスンの「SAMSUNG MZMTE512HMHP-000MV」
製品的にはPM851というモデルのようで、これはどうも「Samsung SSD 840 EVO」のOEM版とのこと。これは2013年に発売されて最新の技術で高速化、高寿命化を図っているとのこと。この機体は発売日購入なので初期ロットだが、とりあえずマイクロソフトがけちって安物を使っていないだろう事は確信でき、おそらく後に続くロットもこれより悪い製品が内蔵されていると言うことは無いだろうと思う。

Surface Pro 3 SSD detail by Crystal Diskinfo

Surface Pro 3 SSD detail by Crystal Diskinfo


Samsung PM851 Series MZMTE512HMHP-00000 mSATA 512GB SATA III TLC Internal Solid State Drive (SSD)

Samsung、業界初となるNVMe対応の超高速1.6TB SSD「XS1715」発表 – クライアントPC向けPCIe M.2 SSD「XP941」もデモ
http://magazine.kakaku.com/mag/pc/id=1272/” title=”840 PROに匹敵!? Samsung最新SSD「840 EVO」徹底チェック

■ハードウェア(バッテリー・ACアダプタ)
バッテリーは良く持つ印象。普通にWebブラウズしてメール返してという利用で体感7時間は大丈夫。問題は充電で、付属する36WのACアダプターだと遅く感じている。スペック上は満充電まで4時間で、80%までは急速充電となるのだが、おそらくWindowsの電源設定のバランス(これは変更できない仕様)でACアダプター接続の時だとCore i7の性能をきちんと使用するので、充電に回る電力が少ないのだろう。
できれば電源設定で「充電優先」を用意するか、Surface Pro2までと同じように48W ACアダプターを用意して欲しいところ。
また付属ACアダプターは小さく使いやすい。PC接続部ーACアダプタ部とめがねケーブルの2つで構成されている。めがねケーブルのコンセント部が無駄に大きいような気がするが、これは2穴の通常のものなので簡単に変えられるのと、デザイン的な安定感があるので特に問題ない。

長くなりすぎたので次記事、ソフトウェア編へ
Surface Pro 3レビュー(Core i7 SSD 512Gモデル)-最高のハードウェアと追いついていないソフトウェア-(ソフトウェア編)

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