タムロンの新レンズ『28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)』への期待と応援

タムロンが待望のフルサイズ用高倍率ズーム『28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)』を発表!

『28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)』 キヤノン用、ニコン用 同時発売

2007年のModel A20以来の更新なので7年ぶり。この頃のカメラは1200万画素〜2000万画素だったろうか。それでつかってもフルサイズで高倍率ズームだから仕方ないよねといった、フルサイズを使用する様な人・目的からしたら少し残念な画質だった印象。
といってもタムロンのこの挑戦は唯一無二でありエポックメイキングあったのは間違えない。

競合になりうるのは、フルサイズで高倍率というのはキャノンが2004年に出した「CanonEF28-300mm F3.5-5.6L IS USM」のみ。しかしこのレンズ、「L玉」というのから予想がつくように高い。30万前後する。しかも重く(約1.7kg)、ズーミングが前後に押す・引くといった特殊な動きで(リングをひねるのでは無く、腕全体を使う)、使用するのに非常に体力を喰うのだ。

イベント会場でレンズ交換を少なくしたいと言うことで、新宿のマップレンタルさんで借りて、広角ズームとこのレンズのみで撮影に臨んだことが何回かあるが、ズーム動作が全身作業になるので辛かったのを覚えている(それでもレンズ交換をしていたら逃す撮影機会も多いので重宝していたが)。

しかも高倍率ズームなので画質もそれなりで、色の感触が色ノリ自体はいいのだが暗くて重い印象で、どうもデータが使いづらいと思ったのを覚えている。

それに比べるとタムロンのA20は10万前後で500gと圧倒的でビックリした。結局そもそもフルサイズで高倍率ズームというのは諦めていたのだが、タムロンがこの挑戦をし続けていてくれているのに安心し、いつか満足なモノが出来ると期待していた。

その後、APS-Cサイズ用にAF18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC LD Aspherical [IF] MACRO (Model B003) /(Model B008)、ミラーレズ一眼用にTAMRON|18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC Model B011と、高倍率ズームへのチャレンジを絶やさず確実に性能を向上させているタムロンに期待しつつ、今か今かと待ち続けた。

そしてついに今回!『28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)』が6月26日発売!!
(実はCP+ 2014で既に試作展示があったようだが、大雪のCP+で一部開催中止もあり行かず、気づかなかった。。。)

前回のA20の時代と比べると、カメラの画素数の伸びも一端落ち着き、手ぶれ補正などのテクノロジーも安定した。なにより昔は純正レンズじゃないと画質が不十分/タムロン・シグマといったサードパーティーメーカーの技術力がまだまだであったが、今はサードパーティーから圧倒的に値段が安く純正と同等の画質を持つレンズが出てくる時代になった。シグマのArtシリーズ「50mm F1.4 DG HSM(10万程度)」に至っては、「Carl Zeiss プラナー Otus55mm(40万程度)」と同等か一部勝っているという状況になっている。

この状況ならEOS 5D mark3においても十分な画質になるはず!ついにmark3でレンズ交換なしの気楽な旅が出来るのでは!ということで大いに期待している。